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Voice社員の声

電気計装技術者
M・Sさん(多摩ブランチ)

現場ごとに異なる環境で、
毎回新鮮な挑戦。

学生時代の専攻

経済学部出身で、卒論のテーマは趣味の音楽を取り上げ「音楽が与える経済効果」でした。

入社の決め手

最初の動機は普通のオフィスワークではなく、もっと違うことをやりたくて、プラント関係の仕事を探していました。
当時プラント業界のことは簡単な概要を理解している程度でした。最終的にプラント関係を選んだ一番の理由は、なくなることがない仕事だというのが大きいです。
また、人のためになる仕事をやりたいという気持ちも強かったので、プラントの中でも水や電気などのインフラ関係に興味を持ちました。趣味である音楽関係の仕事も就職先として考えましたが、好きを仕事にすると嫌いになったときに仕事として続けられないと思ったのでやめました。

今まで携わった業務内容や、やりがいについて

公共事業関係の業務では、下期(10月~3月)は業務が立て込み忙しくなります。繁忙期でも自分の担当している業務が大きなトラブルなく順調に進み、期限内に問題なく完了したときには非常にやりがいを感じます。
入社以来、楽しく仕事ができており、10年間はあっという間に感じています。その理由として、行く現場によって業務の進め方や扱う機械も微妙に違うので、毎回新鮮味を感じるのと、その現場に合った効率よい手順を新たに自分で考えることができるところです。印象深かったことは、普段はあまり使用しない既存システム(PLC:Programmable Logic Controller(プログラマブルロジックコントローラ))の仕組みを読み解き、普段使用しているシステム(PLC)に置き換え、それが正常に動いたときです。文系出身でPLCの仕組みを理解するのはとても大変でしたが、少しずつできるようになると面白くなっていきました。

技術を身につけていく過程

S・Mさん最初の1,2年は先輩社員と一緒に業務を行い、2-3人くらいのチームで動いていました。
1年目は簡単な作業は行いますが、基本的には先輩の作業を観察しながらメモを取り、様々なことを覚えていきました。
2年目からは先輩の元で実際に作業を行っていきます。最初の作業内容は、監視装置を監視して異常がないかの確認でした。
3,4年目からは自分自身が主導で動くようになります。自身で調べて不明点があったら先輩に聞きます。自分主導で動いているので、わからないことをそのままにはしておけないです。責任感もこの頃から強まっていきました。実際の作業がミスなくスムーズに進むよう、事前に納得出来るまでいろいろとシミュレーションを行い、準備をしっかりしてから業務に取り組むことを大事にしています。
PLCは1,2年目から触れてはいましたが、責任者として触るようになったのは5年目から。社内でいろいろ試しながらプログラムを構築し、できたものを現地に持っていきます。現地でもプラント内で同様の作業を行いますがうまくいかないこともあるので、簡単なマニュアルを読みながら修正を行います。段々と応用力がついていく実感があります。社内試験でいろいろ試していくことで現地でも様々な状況にしっかりと対応できています。

入社後に人として成長したこと

コミュニケーション能力が向上したと感じます。学生時代は自分の仲の良い人としか喋っていませんでしたが、仕事を通していろんな世代や立場の方とコミュニケーションが円滑に取れるようになりました。
学生時代は人見知りで、どちらかというと指示を待っていて責任感もありませんでした。現在は自分で考えて責任感を持って業務に取り組めています。

仕事の面白み

一ヵ所に留まるのではなく全国各地に行くことができるので、毎回環境が変わるのが面白いです。

休日の過ごし方

昔はバンド活動を行っていましたが、最近は楽器を弾くより音楽を聴くことが多くなりました。出張の時は、知らない土地を観光したり風景の写真を撮ったりして楽しんでいます。

今後の夢や目標

S・Mさん今は低圧100V~200Vの業務が多いですが、電気工事士の勉強をして資格を取得し、今後は高圧6000Vなどの業務にも携わっていき仕事の幅を広げていきたいです。