Top Interview社長メッセージ

さらなる高みを目指して

代表取締役社長佐久間　宏和

大切にされている考え方や信念について教えてください。

私が会社を経営する上で最も重要視していることはコンプライアンスです。そして、次がコミュニケーションです。従業員とのコミュニケーションも重要ですし、お客様と密にコミュニケーションを取ることで、新たなビジネスチャンスも生まれると信じています。常に前向きにお客様と向き合い、コミュニケーションから派生する新たな展開を大切にして事業を拡大発展させていきたいと考えています。

ニッコーテクノの強みや魅力、他社にはない特徴を教えてください。

弊社の強みは、多岐にわたる事業を展開している点にあります。原子力や火力などのプラント設計から、ポンプや水車など機械設計の分野まで幅広く取り組んでおります。また、プラントの自動制御や試験なども専門に行っております。さらに、情報通信系のネットワーク設計構築やソフトウェアの構築も行い、建設から情報通信まで包括的にサポートしております。大手のお客様との取引が長く、安定した運営を実現している点も強みのひとつです。

今後の会社としての展開をお聞かせください。

小規模な設計事務所としてスタートしましたが、原子力関連の業務に携わるようになると、高度なセキュリティ対策が必要となりました。業務に当たる人が１つの部屋に集まって一緒に作業する形となり、当時は業務請負を”入れ込み”と呼んでいましたが、後に”派遣”という言葉が生まれ、お客様の指示に従い、指定の場所で作業することが派遣の形態となりました。
最近では、コロナ禍などもあり、働き方を変化させてきました。完全なリモートワークへのシフトを進め、これまでの基盤である派遣を維持しつつ、業務請負も拡大しています。
現在、プラント設計および情報通信関連の２つの業務の請負化を特に推進しています。

社内で育成されるのですか？

以前はOJTのような形で育成していましたが、最近ではコロナ禍の影響で、若手の育成が難しい時期が続きました。そこで2023年に事務所を拡張し、請負事業を行いながら若い人を育ててお客様のニーズに応えていくという新たな方針を掲げ取り組んでいます。

応募者の方々が入社後にどのように活躍してくれることを期待されていますか？

実際に担当する業務に興味を持ち、積極的に取り組んでいただけると嬉しいです。昨今、電力不足や電力が不安定になると、大規模な停電が起きる可能性もあり、その社会基盤を支えているということを根底に持って欲しいです。また、火力発電は海外からの燃料依存があり、日本の資金が流出するリスクがありますが、原子力は燃料サイクルを国内で回すことが可能です。火力発電ではCO₂を排出しますが、原子力発電ではゼロ排出となるため、DX,GXに繋がり、脱炭素にも貢献できる取り組みです。設計に取り組む際には、このようなモチベーションを持って活躍していただくことを期待しながら、先輩たちが目指している方向性も参考にしつつ、達成感を共有しながら成長していってほしいです。

新しい仲間を迎えることへの思いをお聞かせください。

まずは失敗を恐れずに前向きに、できる限り楽しく業務に向き合っていただきたいと思います。また、企業の持続的な存続のためには、成長戦略と環境変化への適切な対応が不可欠と考えております。成長戦略については、組織全体で取り組んでおります。環境の変化に対しては日々挑戦し前進しておりますが、経営理念・ビジョンにありますように、新しいテクノロジーを通じ、時代と共に成長することを実現させるためにも新しく入社される皆様には、今までとは違う視点やアイデアを積極的に提案していただくことで、会社の新たな方向性を模索する事ができるのではないかと期待しております。